第34号
2006年2月15日発行

大阪体育学会
広報委員会

　将来構想委員会の現在の使命は、新しく生まれた『領域別研究会』が立ち上がり、独り立ちしていくまで見守り育てることにあると考えています。『身体運動文化』『スポーツ』『健康』『教育』の各領域に将来構想委員は分かれて入り、活動を始めるために積極的に協力しています。現在各領域では、世話人を中心に、それぞれ第1回の研究会がスタート、もしくは動き始めようとしています。

　さて、この役割をさせていただいて、さあ、何から始めようかと考えた時、どんなところに、どんな人がいて、どんなことを研究していて、どんな思いを抱いているのかが全く分かっていない。自分の本務校の仕事、自分の興味ある内容、自分の交流のある仲間としか話をしていなかった自分に気づきました。「会員の活動状況を把握できていないこと」を認識できたこと、これがこの新しい枠組みが生まれた1つの成果 なのかと実感しています。（こんな意識の低いことで感心していてすみません。本当にこれからだと思いました。）

　 この原因は、今まで「学会員である」「同じ体育を大切に思う仲間である」ということを共有できる機会が少なかったことにあるのではないでしょうか。

　 今後は、各領域別研究会が『大阪の体育を大切に思う仲間が深く交流できる場』として発展していけるよう努めたいと思っています。また、会員諸氏の積極的なご協力に期待していますので、ご意見・ご要望をどしどしお寄せください。よろしくお願いいたします。