トップページへ＞活動のページへ＞研究方法セミナー目次へ

後藤幸弘
北田和美

　本学会では、2005年から研究方法セミナーを企画してきました。
その趣旨は、これから卒業論文，修士論文，学術論文を作成しようとする方々（学部学生，大学院学生、一般 研究者など）を対象に，研究方法に関する教育的なセミナーの開催です。主なねらいは、１）研究方法を習得すること　２）他大学・組織の学生・研究者との交流の機会を得ること　３）研究協力のきっかけを得ることにより、研究活動を活性化することにあります。
　今回は、梅野圭史氏(鳴門教育大学)に、体育授業分析法について、初歩的なことから最新の方法まで分かりやすくご指導いただける機会を企画しました。体育科の授業分析は、1980年代より盛んになり、現在に至っています。この30年間で数多くの授業分析の手法が開発され、授業分析法も精度が高くなってきています。本セミナーでは今日の授業分析の現状と課題を中心に体育科の授業分析の実際を経験していただきたいと考えています。
　研究アイデアや意欲はあるがどんな風にアプローチすればいいのか分からない、どんな方法があるのか確認したいなど、対象となる方々が求める状況はそれぞれ異なると思います。本セミナーに参加することによって、参加者自身の研究活動が前進するとともに，参加者同士が協力して研究を行うことができるようなきっかけが得られたならば幸いです。
　対象を大阪体育学会関係にしばらずに広く求めます。気楽にご参加ください。奮ってご参加ください。

◆日時：平成２１年１０月１８日（日）　午前１０時〜１２時・午後１時〜３時
◆場所：兵庫教育大学大阪サテライト４Ｆ　４０２