平成23年度大阪体育学会講演会は、近畿大学会館（日本橋）にて、平成23年10月15日（土）午後3時より午後5時20分まで、京都大学大学院教育学研究科教授田中耕治先生をお招きし、「教育評価の新しい考え方」について講演をしていただきました。
参加者が14名であったために、「田中先生を囲んで」（写真参照）といった形式を取り、1時間45分のご講義、そして35分の意見交換をさせていただきました。和気藹々の雰囲気中、整理された内容が快く身体に染み込む感覚があり、眠る暇なく聞き入り、教育評価の新しい視点を教授していただき、すごく有益で充実した時間を過ごすことができました。
「教育評価の新しい考え方」について、①学力と教育課程改革をめぐる②リテラシーとしての学力③学力と評価の問題④「参加」を意識した学力調査のあり方といった視点から、歴史的背景、現状分析、今後の課題等々、分かり易くお講義下さいました。
私ども近畿大学においても教育評価については、学部教務委員会でも話題になってり、GPA（grade point average）導入に伴い、新たな評価方法への移行を模索しており、今日のお話の中にあった真正の評価、パフォーマンス評価、ポートフォリオ評価などの概念からも多くのヒントを得ることができました。 |
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